ドレスデンのクリスマス市に行ってきました(過去形)。
留学していた頃の写真を整理しようと思った。
Google Mapには、マイマップという機能があって、写真も取り込むことができるという。
これを活用すれば、自分がいつどこに行ったのか、その時何を考えたのかを資料として残すことができる。
小説を書くにはとても役立つだろうし、ブログのネタになる(きっと読んで楽しいものになるだろう)と思った。
さて、いざやってみようとしたところ、愕然とした。
写真の撮り方がなっていない。
まるっきり他者という概念のない旅行をしていた。
「行ってみたい」という気持ちだけで航空券や長距離切符を買って、実際に行った。でも行ってどうするのか、何が見たいのか、という目的がほとんどなかったように思う。
瞬間的な美的感覚でシャッターを切っていたが、それは対他性を欠いたものだった。
どこに行っても、迷っていたような気がする。
暑さと寒さだけがあった。
クリスマスの日にクリスマス市に行く
テスト
ベルリンからドレスデンに行ったのは、2013年の12月25日のことらしい。
ちょうど五年前の今頃の話だ。
ヨーロッパ最古のクリスマスマーケットを見に行こうと思ったからだったが、クリスマス当日に行ってしまった。まさかちゃんと休んでいるとは思わなかったよ。
基本的には、適当に歩く。
そうこうしている内に、背が高くて歴史のありそうな建物が見えてくるので、そこに向かう。
こういう十字架のついている建物というのは、街のシンボルになりうる。そして大抵の場合、その前には広場があり、広場があれば、何か飲み食いできるものや、観光案内所があったりする。次に向かうべき場所がわからなくなったら、まず広場を目指せばいい。
この時期のことだから、広場のどれかではクリスマス市がやっている可能性が高い。
実のところ、クリスマス市がどこで行われるかくらいは調べて行ったはずだけど、多分ルートを調べていなかった。ネットが使えなかったし、地図を持っていたかも定かではない。それでも、広場の名前と目印になる教会が存在することをわかっていれば、たどり着くことはできる。
すごく雑な歩き方をしていたと思う。
クリスマス市の跡
とこれだけ書くと、寂しばかりで話が終わりそうだが、 ひとつだけやっている屋台があった。Glühweinは、シナモンとオレンジの香りが強く、甘くて暖かかった。辛うじてクリスマスっぽさを味わうことができた。
ルター像
そのまま歩き、
ルター像とも出くわす。
ちなみに、ドレスデンのクリスマス市の様子は、同市のサイトを見るといかに華やかなものかわかる。
⇨ Weihnachtsmärkte Dresden | Landeshauptstadt Dresden https://www.dresden.de/de/tourismus/sehen/veranstaltungen/weihnachtszeit/weitere-weihnachtsmaerkte.php
橋
でまあ、他にやることもないのでとにかく歩く。 歩いているうちに、橋に出る。
橋の足ってなんか良いよね……。