Les miZenables

ブログをメモ帳と勘違いしている

掌編集更新したよ日記

こんばんは、エピローグ作家です。

もともとプロローグ作家なんだけど、この間の飲み会で、エピローグ作家やってみたいよねって話になったので、やって見ました。難し過ぎないか、これ。

プロローグは まだどうにかなるんですよ。テーマとか深く考えなくても「あなんかこういう感じ読みたいかも」でいけるし、「いやちょっとこれ続き読みたいな……?」って思えればゴールなので。ただし、これ今回エピローグやってみて思ったけど、プロローグ段階でワクワクしていたものの射程、思っていたよりもかなり手前だった。どういう話になるのか、どこをどう埋めていくつもりだったのかが、多くの場合見えていない。びっくりだ。

今回、エピローグをやってみたのは、想定よりも実りがあった。手癖で書けばこういう終わり方になるな、話になってしまうな、という気づきがあり、じゃあ別のパターンを作るには……という今までの逆の頭の使い方をすることになる。実際に書いてしまったものが、かなり癖のあるものになったせいもあるけど、続編を書きたくなったし、あるいはこのエピローグを回避するために話を展開していく必要があるなとも感じた。要するに全体像が見えたわけで、自分の限界も明らかになった。このオチに向けて書くのは辛すぎるので、どうにかして楽しく書いていく方法、プロット、ギミックなどを作っていかなければならないぞ、となる。

高校時代に戻りたい、大学時代に戻りたいとか思うけど、現実にはこれはちょっと難しい。でも小説ならそれができる。エピローグを書いてしまうと、これから書いていくだろう間の部分は、やり直しになるわけで、そうなると色々うまくできるのではないかって気持ちが出てくる。

意外とありな方法だったかもしれない。

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