Les miZenables

ブログをメモ帳と勘違いしている

適切なワードがわからないので検索ができないもの

データベースの可視化

データベースを作る方法として、まずイメージされるのがExcelやSpreadsheet。情報の蓄積はこれでいけると思うけど、如何せん幅が狭い。画像も挿入しにくい(気がする)。

情報を方眼紙にぶちこむことまではできるんだけど、これパッと見何を書いてあるのかわからない。もっとも情報の蓄積それ自体には、あまり意味を考えなくてもよいとは思うけど。

こういう情報を見やすい形に表示させて、必要であればその情報を加工することのできる操作用の画面が欲しい。

でもこの概念、なんて言うのかわからない。だから勉強ができない。

アイアンマンみたいなユーザーインターフェースの作り方

webとかブログもそうだし、自分の学習についてもそうなんだけど、物事を上から下に(右から左は珍しい気がする)、並べていくというの は一覧性が低い気がする。自分の頭の使い方を考えてみると、必ずしも上から下に並んでいる必要はない。

というか、「上から下に」という考え方は、構成がしっかりしていないと機能しにくい。でも構成がしっかりするまで至らない事柄なんてたくさんあると思う。もちろん、「構成がある」ことがすなわち、「構成に必然性がある」ことを示すわけではない。たとえば、コースものの料理とかは、どちらかというと儀礼的な構成であって、肉料理のあとにサラダを頼むということがあっても良い(大抵はしないだろうけど)。

構成以前の情報をどう整理するか。アイアンマンみたいに、と言っておいてあれなんだけど、どちらかというとスターウォーズに出てくる宇宙地図みたいのが近いのかもしれない。Google Mapとか。まず一つの星系があり、そこから拡大していくことで、一つ一つの惑星が見えてくる――って方が、発想の形としては近い。

一方で、一つのテーマを一つの惑星として描出すると限界が近いから、そこは回避したい。もっと細分化した方が良い気がする。方法としては、①ある共通項に複数の面を与える(多面化)、②テーマをネットワークにする、の二つがパッと思い浮かぶ。

例として「ドイツ」を考える。色々なことが思い浮かぶと思うけど、その思い浮かんだものごと一つ一つに面を与える。こうすると、一つの対象に複数の面がつくことになるので、後はこれを必要に応じて回転させれば良い。いきつくところは球になる。ただし、これもやはり面が囲まれた空間内部にあるものは何か。それはドイツか、と問われれば疑問なので、必然性のない方式ではある。あとじゃあ現在のドイツと、過去の帝国をどう切り分けるのって話でもあるので、やはりこの線でも必然性はない。空間だけでは時間を捉えられない。

方式の②。ネットワークで捉える。ワープポータルの設置とそれによる 宇宙地図の省略。一つのアイディア、一つの事実は必ず一つの点としてのみ叙述する。似たアイディア、関連する(と思われる)事実は、近いところに置いても良い。そうするとこれらは、遠く離れると(ピンチインすると)星団のように見える。これで十分じゃないかと思う。テーマ、構成を指定する場合には、それぞれの点にポータルを置く。このポータル網を呼び出せば、一つのテーマが浮かび上がる。

この方式②のメリットとして、時間概念の挿入が簡単、というのがある。三次元的に配置はされているが、基体を持たないわけだから、並べ替えが容易だ。

脱線 : 上述のワープポータルの性格づけとランキングによらない投稿サイトの仕組みづくりについて

小説を投稿するときに自分好みのものを探しにくいよね、という話があって、そうかもなと思ったりした。僕自身はあまりひとの作品を探そうと思わないので(というか探し方がわからない)、体感としては無なんだけど、ランキングは一つの次元を作っているのでそうなると思っている。これは、上に述べた「方式①」のところで、一つの惑星で時間が表現できないことと似ている。

それを解決するためのワープポータルだったんだけど、これをどう定義するか。自動でやるなら、あるお気に入りの作品に頻出の単語の一覧を作って、それと似た傾向のあるものをサジェストするようにすれば良いと思う。頻出単語とその類似度。とりあえずは、全体の単語数に対して、特定のワードの占める割合で検索をかける。言葉選びの類似性から、関連する作品は引っ張ってこれると思う。

ただそのサジェストされたものに対して、個人的な評価をつけることも必要になってくる。ここで気をつけたいのは、その評価が作品自体に対する評価(作品の評価なるものにも多様性はあるべきだろうに、それが見辛いのが問題だと思う)ではなく、あくまでもサジェストというアクションに対する適合度を評点する。信頼性の問題。わかりみパーセンテージ。

とはいえ、これもちょっと限界がある。自分の知っているもの、すでに好きなものしか引っ張ってこれないという弱みがある。プログレ好きなひとにプログレを勧めるのはいいんだけど、他のジャンルが好きな場合にはどうやって引っ張ってくるんだという話になる。自分で色んな小説を書いてください、というのは一つの方法ではあるんだけど、敷居は高いか。まあでも、最初に導入するならそこまで考えないでも良いのかもしれない。

こういう情報の登録方法と、個々の情報をどう関連付けるかの話、どういう方面から調べれば良いのか、どう学習すれば良いのか、全くわからない。ワープポータルじゃないことはわかるんだけど……。