Les miZenables

ブログをメモ帳と勘違いしている

週末の過ごし方

前文

今の仕事は土日祝日は休みなんだから、この幸運をエンジョイした方が良いと思う。どのように使うべきか? 自分の好きなことをやったり、寝坊してみたり……できることはいっぱいあるはずなのだが、それをしていない。いや、今週はとにかく休むことに徹しようと考えていたのだから、今日の過ごし方は成功していると言える。

前から気になっていた『Titans』というドラマを見ることができたし、懸念事項だったスマホゲームも大分勧めることができた。グラブルも目標だったオメガ銃の作成まで来たので、今後の火力上昇が楽しみになってきている。あとは暖房をがんがん鳴らし、三食を時間通りに適量食べ、酒を飲みながらタバコをふかす。悪くない時間の過ごし方だ。しかし、消費しているだけでもあった。

消費するということ

今日1日に限って言えば、出費は120円だけだ。これは良い成績だ。普段はもっと使う。やはり家から出なくて良いならば、出費はぐんと抑えることができる。

しかしこの話も、もう少し中長期的に考えれば、昨日の内に買い溜めておいた食料はあらかた食べてしまい、酒ももうじきなくなり、煙草もなくなってしまうのだから、出費は不可避。全然安くなっていない。そう考えていくと、ある種のストレスを感じる。この消費を補うだけの生産活動を、あるいは未来に資するための活動を、今日の僕は何かひとつでも行なっただろうか。答えはノーだ。

消費と生産のバランスを取ること

日々の生活が辛くても休まず継続できているのは、働いているという状況が、自分の精神にとって安定的に作用する部分もあるからだ。働いているからには、食事をとっても構わないだろうし、生きていても文句は言われないだろう、とそう思う部分もある。

このように限定的な物言いになるのは、やはり給料が低いからで、それは日々の中で罪悪感を覚えることなく生き延びることができる程度の労働価値にしかすぎず、週末をエンジョイできるほどのものではないからだ。週末を正当な対価として鷹揚に受け取ることができるほど、僕の懐には余裕がない。