Les miZenables

ブログをメモ帳と勘違いしている

Progateに金を払ったのが効いた

月額980円というのは、酒や煙草や資料4000円×2冊とか欲しさで言ったら安いほう……とか思っている人間にとっては、それほど高いわけではないんだけど、「短期間で極めなければ、毎月コストが発生する」って縛りはなかなか織倉未然に向いている。これなら学習を続けられそうだな、と思うと同時に、有料レッスンは中々知的好奇心にも良い刺激となるし、わからないことは多いが、できた時の感動が気持ち良い

1日あたり食費だけでも500-2000円というかなり波のある生活を送っているので、毎月の暖房代やら何やらもあるし、この980円、考え方次第ではfatelなものになりかねないんだけど、体感としては「これだけの歯ごたえを毎日味わえるなら、月額980円も悪くはないかな」という感じ。

そもそも、Amazon PrimeNetflixにも登録しているのだから、今更2つが3つになったところでそれほど代わりはないんじゃないか。現状を省みるに致命的であることには変わりないのだが、そのうちこの分を取り返そうと思える。やはり金は使うべきだった。

何を基準にしているのかはまだわからないが、今はProgateの勧めるまま、HTML&CSSを少しやってからRubyをやっている。知り合いの誰かがやっていたような気がする。初めて触れる言語なだけあって、キーだとかハッシュだとかよくわからないことも多い。ただなんとなく「そういう風に書くんだろう」というのはわかってきた。初学者のうちからあまり根を詰めると破綻するのは、今までの経験からよくある。

やはりこういったプログラミング系の言語というのは、とても楽しい。まずそれは言語だし、次にそれは形になる。こうして文字を書いているのとは違って、もっと動的だ。puts "Hello World"だけでも気持ちよかったもん。実行したら、表示される。ifとかeachとか使うともっと「実行」ポーンで結果がズラーッとくる。気持ち良い。

英語をはじめとする外国語の場合、世界が一にも二にも存在していて、それを分割する形で我々は辞書を作り、バベルを再建せんとしていく試みなんだけど、まあイデア的なものをそのまま表現できるわけではなく、常にクラウドで曖昧なイメージをどう表現するかという詩人めいた苦難がありもするが、これ実行でストーンだもん。方向性としてストレート。一瞬で出てくる。気持ち良い。どちらも好きだけど、言語はほんと最高だな

実行して結果が返ってくる、という経験は、多分ストロングゼロとかに例えられる。飲んで酔っておしまい。今のところああいったお酒に味わいを探していない僕の無礼さからこれを言っている。一方で、ワインとかウィスキーとか日本酒とかは、吟味というタイミングが挟まるので、その世界観を楽しむという点ではこれは生の言語に近い。ーーとはいえ、これはいずれも自分の不均衡な態度によるものなので、ストロングゼロの類に味わいを見出すことも可能だろうし、ワインとかウィスキーとかを世界観無視してガブガブいくというのもありうる。要するに訓練と、真摯さと、気品とか品格の話。であれば、プログラムにも「あーこの世界観がねぇ…」という話はできるだろう直感はある。ただ、今の僕はそこまでにはいたっていない。至りたい。絶対楽しいことになるぞ、と前向きになれる。金を払う価値はあったな……