Les miZenables

ブログをメモ帳と勘違いしている

今週の作曲について(新曲7曲、編曲1曲)

今週の成果を報告します。すでに書いた通り、一ヶ月連続新曲投稿チャレンジは達成しました。そこで、昨日(07/15)は試しに休んでみました。友人宅で、ギターを代わりに弾いてもらったわけだが、友人と作る音楽も面白いかもしれないと思った。

作った曲

27日目Keep Going and Go! (Practice 47B) - 2023:07:10

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キャッチーさとは何かを考えながら作るキャンペーンだった。少し時間が経ったあとに聞き直してみると、悪くはない。サビの概念が出ている気がする。

27日目 Practice 48 - 2023:07:11 1.12

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連続27日目の一曲目は、作っているときはあまりノれなかったので、EDMっぽいのを作ってみた。サビへの入り方がなかなか良いと思う。

28日目 What's "catchy"? No.2 (Practice 49) - 2023:07:11 21.25

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キャッチーさの探究その2。途中でオフビートにすることで、架け橋を作ろうとしたらしい。

29日目 グッドバイ・ウイズライラック .Goodbye With Lilac(Practice 50) - 2023:07:12 15.37

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昼からビール的なものを飲みながら書いた曲。当日か前日に散歩した際、旬を過ぎて花の落ちたライラックを見たことを思い出して、歌詞を作った。そもそもライラックとかラベンダーとか、ああいう色の花が好き。洋楽っぽさがある。サビの歌がズレているのはご愛嬌。

30日目 Some Pianos(Practice 51) - 2023:07:13 21.41

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記念すべき30日目の曲。今シーズンで学んだものを全て使おうとした。目標は転調。わかりやすくサビらしいものがある。

31日目 Be Rushed And Rushed Practice 52(wip) - 2023:07:14 18.04

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「一ヶ月って31日の月もあるじゃん」と言いかねない内なる自分を黙らせるために作った曲。友人とオンラインで通話する約束があったので、時間に追われていたこともあり、急遽サビ後半を付け足した。これも転調(G -> A♭)を試している。ドミナントモーションについての自己流解釈に基づいている。

31日目 ラッシュ! Be Rushed And Rushed (Practice 52)(ver2) - 2023:07:14 23.40

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友人との楽しい対話が終わったのちに、まだ時間があったため、上の曲に手を加えた。メロディを二つに分けて、ちょっとギターっぽくした。イントロも付け足した。ラストの解決力がなかなかだと思う。

Practice 53(ver.2) - 2023:07:16 19.59

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32日目は休んだ。本当は、早朝に起きて、友人と合流するまでの間に一曲仕上げようと思っていたのだが、爆睡してしまった。前日の夜が遅かったこと、チャレンジがひと段落して緊張の糸が切れたのかもしれない。

連続記録が途絶えたこと(前回の記事で、重要度は低めって話は書いた)、また「音楽で食ってくなんて無理」と聞かされたこと、単に二日酔いの疲れなど、様々な要因から「おれって才能なんて無いんじゃないか」などと悩みながら作った曲。

無理と言われていること、不可能だと言われていること、「そんなのバカのすることだよ」と言われていることを実行し、効率的でない道を進んできた自分だ。そもそも何が効率的なのかって話である。ぼく自身、売れるって確信があるわけではないが、「売れたらいいな」っていう宝くじ的希望はある。

で、そのためにはとにかく書きまくって、いろんな技術を身につけないとならない。ほしい音をいつでもパッと作れるようにしたいからだ。冴えない日でも、書けばその分の経験値は手に入る。そして、それが何曲かあとで活かされた経験も得てきた。

今回は、FからGへの転調を試してみた。前作よりは自然な展開になっているが、逆に自然すぎて意外性に欠ける気がする。「サビが来るぞ〜ッ!」的な高まりが足りない。物足りない。

32日目の休みについて

かなり前に作った曲にギターを入れてもらうなどした。友人と面と向かって曲を作るってのも面白いのかもしれないと強く思った。「ここはこうしたい」「もうちょっとこうしてほしい」などの意見が出てきて、自分だけのものだった曲が、一人立ちしていく感覚があった。

今までは、ある曲についての面倒はぼくが見なければならなかったし、全責任はぼくにあった。成功体験を独占できる一方、上手くいかなかったとしても、それは自分の技量が足りていないから、という気軽さがあった。そしてこれはある種の拘束でもあった――全部自分でなんとかするしかない、というような。

しかし、互いに意見を出し合いながら、相手を信頼してギターを入れてもらうことで、曲は自分だけのものではなくなった。最終的な裁量権は以前としてぼくにあるが、サポートが得られたのは大きい。誰かを頼ることができるというのは、やっぱり肩の荷を減らせるだろう。

事実、そうしてできた曲は、見違えるようだった。ぼくは今までノリを探していたが、ギターのリフが入るだけで、それが手に入った。ただ踊るべき場所を知らないだけで、踊れないって訳でもなかったのだ。新しい扉が開いた瞬間だった。


今週はそんな感じ。よければ聴いて、感想もよろしくお願いします。