Les miZenables

ブログをメモ帳と勘違いしている

『ワールド・ワイド・ウエスト』(1999年)

 1869年のアメリカが舞台。南北戦争は、Wikipediaによると1861年から1865年にかけた行われた内戦のこと。The Civil Warといえば、この南北戦争のことを差すとのこと。
 アメリカの歴史を参照しなければならない作品には他に『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)があるが、あれは1943年の出来事とのこと。
 近しい時代としては『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012年)があった。こちらは南北戦争直後の話。確かに舞台の色や文明レベルは近しいところがある。

 『ワイルド・ワイド・ウェスト』は、西部劇の世界観にスチームパンクの要素を取れ入れた作品……と思ったんだけど、西部劇も調べてみたら、19世紀後半のアメリカ西部を舞台に……などと書かれているので、よくわからなくなってきた。さらによく読んでいくと、西部劇にジャンル分けされるが舞台が東部の作品もあるとのことで、これだからジャンル論は……となってしまったな。
 靴底に缶切りみたいのがついていて、砂埃の舞い上がる中で、リボルバーを抜けばそれが西部という印象だった。

 「スチームパンク」という言葉について、イギリスの産業革命からイフの歴史に入ったものという風に理解している。蒸気機関をメインにあらゆる技術が発展した世界。この雰囲気とはじめて深く関わりを持つことになったのは、ギブスン=スターリングの『ディファレンス・エンジン』。映画『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』(2003年)もそうなのか? いろいろありますね。

 主演はウィル・スミスとケヴィン・クライン。衝動的なジェームズ・ウェスト陸軍大尉と、発明家でもある連邦保安官のアーティマス・ゴードンというコンビが、国家の存亡のために、大統領を脅迫してきた科学者を追う。 監督は『メン・イン・ブラック』シリーズのバリー・ソネンフェルド

 ともかく、西部 + スチームパンクな感じという世界観で作品が進むのだから、見ていて楽しかった。

Amazon Priemでも見れますが、Netflixでも見れます。